ばらの芽

グランマの庭にも春がやってきました。

今年も、手入れの甲斐があり、バラが元気に伸びてきました。

「くれなゐの 二尺伸びたる ばらの芽の 針やはらかに 春雨の降る」

赤く色づいた芽を見て、この句をさらりと口ずさんだ方がいました。

正岡子規の歌でした。

大正や昭和のはじめのお生まれの方は、このような短歌を勉強されてきたのでしょう。

いつもの庭の散策がとても風流に感じられ、皆様の教養の深さを知らされたひとときでした。